年齢を重ねると、肩の関節がスムーズに動かなくなり、「腕が思うように上がらない」「背中に手が回らない」といった不調に悩まされる方が増えてきます。この状態は一般的に「四十肩」や「五十肩」と呼ばれます。名前の違いは発症した年代によるもので、症状の内容に大きな差はありません。
四十肩・五十肩は、放っておくと肩の可動域がどんどん狭くなり、日常生活の動作に大きな影響を及ぼします。「肩こりと同じでは?」と思われがちですが、実際にはまったく異なる性質を持っており、適切な対処が必要となります。
四十肩・五十肩の症状について

肩こりとの違い
肩こりは筋肉がこわばることで血流が悪くなり、重だるさや痛みを感じるものです。姿勢の悪さやデスクワーク、ストレスによって起こりやすいのが特徴です。
一方、四十肩・五十肩は関節内部で炎症が起こることで発症します。特に「腱板」と呼ばれる組織や、その周囲を包む「関節包」に炎症が広がることで、肩の動きに制限や強い痛みが生じます。つまり、肩こりが筋肉の問題であるのに対し、四十肩・五十肩は関節の炎症によるトラブルなのです。
日常生活での不便さ
四十肩や五十肩を発症すると、単なる痛みだけでなく、普段の何気ない動作が難しくなります。例えば次のようなシーンで困る方が多いです。
⚫︎高い位置の棚から物を取るときに肩が上がらない
⚫︎洗濯物を干す際に痛みで腕を伸ばせない
⚫︎髪を結ぶ動作で肩に鋭い痛みを感じる
⚫︎後ろに手を回す動作がつらく、エプロンのひもが結べない
⚫︎寝返りを打つ際や就寝中に痛みが強まり、熟睡できない
このように、肩の可動域が狭くなることで、日常のちょっとした行動が負担となり、生活の質そのものを低下させてしまいます。
四十肩・五十肩の原因について

四十肩・五十肩の正確な原因は医学的にまだはっきりしていませんが、加齢による組織の変化が大きく関係していると考えられています。年齢を重ねるにつれて、肩の腱や筋肉の柔軟性が低下し、動きが滑らかでなくなります。その結果、小さな刺激でも炎症が起こりやすくなり、肩関節の痛みや可動域の制限につながるのです。
また、発症すると「夜間痛」と呼ばれる症状が出やすいのも特徴です。寝ている間に痛みで目が覚めてしまったり、寝返りのたびに強い痛みを感じてしまうため、睡眠不足や疲労感の悪化を招くことも少なくありません。
四十肩・五十肩でお悩みの方は当院へご相談ください

四十肩・五十肩は、肩こりとは異なる「関節の炎症」による症状です。年齢を重ねると多くの方に見られるトラブルですが、「そのうち良くなるだろう」と放置してしまうと、肩の動きがさらに制限され、回復までに長い時間を要する場合があります。
肩の痛みや動かしにくさを感じたら、早めに対処することが大切です。整骨院では、関節や筋肉に無理のない施術を行い、肩の可動域を改善しながら痛みの緩和を目指していきます。
「肩を動かすとズキッと痛む」「夜に痛みで眠れない」などの症状がある方は、我慢せずにぜひ一度当院へご相談ください。日常生活を快適に取り戻せるよう、丁寧にサポートいたします。


















